「モニターが鳴るたびに心臓がバクバクする…」
「波形を見ても、全部同じに見えてパニックになる…」
「気になっても、よく分からないから、周りに聞いている」
私の妻(現役看護師)も、以前はそう言ってため息をついていました。

こんにちは、社会人6年目で技師のHousya-Gishiです!私は、総合病院で働きながら、いきなり心電図検定1級を受験して、一発合格しました。
まず、看護師のみなさん!!日々のお仕事、お疲れ様です!日々、現場で多くの看護師さんと連携していますが、実は「心電図に苦手意識がある」という方は驚くほど多いです。
私も、心臓カテーテルセンターで働くことにならなければ、「心電図ってよく分からない!」で止まっていて、心電図検定1級は取得していなかったかもしれません。
そこで今回は、私の妻が「心電図アレルギー」を克服した際に、私が夫として、そして技師として伝えた『最悪、現場でこれだけ見ればOKな最短攻略法』を公開します。
難しい理屈は抜き。今日からあなたの夜勤の不安を「自信」に変えるためのステップです!よろしくお願いします!
なぜ看護師は心電図が「苦手」なのか?
妻の話を聞いていて気づいたのは、看護師さんが心電図を苦手にする理由は、知識不足だけではなく「真面目すぎるから」だということです。
- 全部覚えようとしている: 教科書の不整脈を1から100まで暗記しようとしてパンクしている。→勉強しようとしてやめてしまう
- 「急変」が怖すぎる: 「見逃したら患者さんが死んでしまう」というプレッシャーが強すぎる。→心電図苦手アレルギーになっている
でも、安心してください。現場のモニター管理で必要なのは「診断」ではなく「いつもと違う(あっこれヤバイやつや)」に気づくことだけです。

1級技師直伝!現場で「これだけ」見る3ステップ
妻に「昨日、アラームこんな波形だったけど、あれなに?」や、「そもそもやばいやつが分からないから困ってるんだよね~」と言われます。
心電図検定1級の私が、妻に最初に教えた「波形の見かた」は、たったの3つです。
① 「P波」はありますか?(リズムの確認)
一番大事なのは、QRS(鋭い波)の前に「ちっちゃな山(P波)」が規則的にあるかどうか。これがあるだけで、「とりあえず、まだ慌てなくていいもの」に分類できます。
HR40付近で、p波が不規則(もしくは分からなければ)、完全房室ブロックの可能性がありますのでこの場合は、はやめにペースメーカの適応となってきます。ですが超緊急!!!!ではないです。
② 「R波の間隔」は一定ですか?(規則性の確認)
しっかりと計測の必要はありません。パッと見て「トントントン」と一定のリズムを刻んでいるか、それとも「トン、トトトン」とバラバラか。違和感に気づくだけで、ドクターへの報告の質が劇的に上がります。
PVCが連発しているな・・・
この人、Af(心房細動)だからか・・・
とR間隔が乱れていることに説明ができれば十分です。
③ 「QRS」の幅が広くないですか?(緊急度の確認)
これが一番のポイント。鋭い波の幅が「太い」と感じたら、それは心室(下の方)から出ているサイン。1級技師の視点から言えば、「QRSが太い=要注意」。これだけ覚えておけば、初期対応のスピードが変わります。
いきなり、幅が広いQRS波(WideQRS波)が連続してでてきたら要注意!!!
VTやTdp→Vfの可能性があります。
これきたらやばい!!というのを覚えておきましょう。
緊急性の高い心電図は、簡単にパターン分けして、まとめて後日記事にしようと思っています。よければそちらもご覧ください。
妻も愛用!最短で苦手を克服した「最強の味方」
私の妻が「この本、もっと早く読みたかった!」と絶賛し、実際に心電図検定の勉強にも役立てたアイテムを紹介します。
【超初心者向け:まずはここから】『レジデントのためのこれだけ心電図』
この本は、僕が初めて購入した本であり、超初心者向けの本です。波形や病態の説明が図やイラストでわかりやすく書いてあります。視覚的にも理解しやすい本です。この本が理解できれば、心電図検定4級・3級に十分対応できますし、夜勤が怖くならないことまちがいなしです。
奥さんも絶賛している本です!
【初級から実践向け】『読み方だけは確実に身につく心電図』
この本は、レジデントの心電図の後に使ってほしい参考書です。実戦形式で、心電図を順番に読み解いていきます。心電図検定の試験にも役立ちます。問題形式で、すぐ解答と照らし合わせるため、一緒に授業を受けているような感覚になる本です。
心電図が読めるようになると、看護師の人生は変わる
心電図が読めるようになると、現場での評価が変わるだけではありません。
キャリアの選択肢が広がる: 循環器、ICU、救急…心電図が読めるだけで、転職時の条件交渉が圧倒的に有利になります。転職での年収UPも狙える。
夜勤のストレスが激減: モニターの音が「怖い音」から「情報」に変わります。怖いから得意になります。
周りからの信頼: 「不整脈が出ています」ではなく「幅広のQRSが頻発しています」と言える看護師は、周りのスタッフからみても大変心強いです。

まとめ:今の環境で「評価」されていますか?
せっかく心電図を勉強してスキルを上げても、忙しすぎて学ぶ暇がなかったり、そのスキルが給与に反映されない環境にいるのはもったいないことです。
私の妻も、心電図の知識を深めたことで、より専門性の高い、QOL(生活の質)の良い職場へと視野を広げることができました。
もしあなたが「今の職場でスキルを活かしきれていない」と感じるなら、一度プロの視点で自分の市場価値をチェックしてみることをおすすめします。
無料会員登録して、求人をみるだけでも、意外と専門的な転職サイトなら好条件も多いです。
初めて登録したときは、「えっこんなにもらえるところあるの?」とびっくりする金額の施設もありました。
心電図は「味方」につければ、あなたの看護師人生を助けてくれる強力な武器になります。一緒に頑張りましょう!


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