こんにちは!倍率9倍の病院を勝ち抜き、働きながら心電図検定1級に一発合格した現役技師のHousya-Gishiです。今回は、総合病院勤務の診療放射線技師が当直の際に何をしているのかを記事にできたらと思います。

放射線技師の当直って、実際何をしているの?
「暇じゃないの?」「寝られるの?」「ずっと忙しいの?」と疑問に思う人も多いはずです。
はっきり言います。私の病院はとりあえず忙しいです。(笑)
この記事では、放射線技師の当直のリアルな1日と、持っていくと助かる必須アイテムを紹介します。
放射線技師の当直とは?
当直とは、平日や休日、年末年始問わず、夜間病院に待機し、救急や入院患者対応を行う勤務形態のことです。
特に救急指定病院では、
・救急外来からのレントゲン撮影依頼
・CT撮影依頼
・MRI撮影依頼
・血管造影検査・治療
・X線透視撮影装置での検査・治療
・他院へ転院のためのCD出力
など多岐にわたります。これを私の病院では、1人だけで行わないといけません。※長時間の治療等が入り、救急業務が回らないときは呼び出し制度あり。近年は二人体制・三人体制の所も多くなってきていますが、病院規模によっては一人体制のこともあり、責任は重めです。

16時間のリアルな流れ(例)
17:00 引き継ぎ
日勤帯から申し送り。救急の混み具合を確認。この時点で、患者数の多さに不安になることも…救急車だけでなく、独歩での来院も多いです。
18:00〜22:00 救急対応ピーク
仕事帰りの交通外傷や高齢者の転倒が多い時間帯。
ここが一番忙しいことが多いです。一人で回すのは本当に大変で、慣れるまでは走りまわっています。
23:00〜2:00 比較的落ち着く
運がよければ仮眠を取れることも。(寝れないことが多い)ただし救急は突然来ます。撮影した写真を確認して間違いや重大な疾患が隠れていないか確認します。
3:00〜5:00 深夜帯
そろそろ休憩させてくれと思いますが、酔っ払い外傷や急変対応が入ることがほとんどです。乳幼児や小児の発熱や痙攣の対応も多いです。ここで、機械の再起動や電子カルテのメンテナンスを行います。
6:00〜8:30 朝の入院撮影
朝イチの撮影依頼で再びバタつくことも。出勤ラッシュ時の事故や、高齢者の朝起きた時の転倒が多いです。
体感としては
「暇な時間もあるが、波が激しい」のがリアルです。
当直のメリット・デメリット
メリット
・当直手当がつく
・日中よりは撮影件数は少なめだが、1人ですべてを回さなくてはいけない
・一人で回す力がつく(仕事に責任感もでる)
・一人で対応できるという自信がつく
デメリット
・生活リズムが崩れる
・急変時のプレッシャー
・翌日がつらい
・なにかあっても1人なので電話しかできない。
若いうちはこなせても、年齢とともにきつく感じる人もいます。
当直の必須アイテム
実際に役立つものを挙げます。
・自分のいつも使用しているまくら 枕が違うと仮眠室でも寝れないです。
・アイマスク 室内が比較的明るいため、アイマスクを使用して座りながら寝ることも。
・勉強道具(参考書など) 結局勉強できないことも多々あり。
当直の時に読んでみてください。おすすめです。
・ウイダー等のゼリー 夕食をとれなかったときのために。
・個人的には「耳栓」もおすすめです。
仮眠の質が全然違いますが、ピッチの音が聞こえなくなる可能性もあるため、使用時には注意してください。
まとめ
放射線技師の当直は、
“落ち着いている日”と“地獄の日”の差が大きい勤務です。しかし、ほとんどの日では私の病院は寝られません。寝れたら、ラッキー!です。
忙しさは病院規模によりますが、
責任感と判断力が鍛えられる場でもあります。
これから技師を目指す人や転職を考えている人は、
当直体制も必ずチェックしましょう。


コメント